「はじかさーしてる?」
はじめに〜「はじかさーしてる?」から始まった話
これは沖縄でよく使う方言。「恥ずかしがってる?」という意味です。
わが家の長女(小3)と次女(小1)は、まさに今その状態。
毎朝、学校近くで見守ってくれている「おはようおじさん」に挨拶ができていないのです。
妻から「きちんと挨拶できてる?」と聞かれてもモゴモゴ答える2人…。
その様子に妻がぴしゃりと一言。
「無視されたらどんな気持ちになると思う?」
その問いに子どもたちは言葉に詰まってしまいました。
きっとこれ、どこの家庭でもよくあることですよね。
「挨拶できる子に育ってほしいな〜」と思いながらも、本人たちには恥ずかしさや照れもある。
私たち親も「できなくて当たり前」と受け止めたい気持ちと、つい「やりなさい!」と言いたくなる気持ちが入り混じるのです。
家族会議と朝の挨拶特訓スタート
そこで夫婦で相談して「今週は朝の挨拶特訓週間にしよう」と計画!
目標は「金曜日までにきちんと挨拶できたら合格」。
月曜から木曜までは妻が送迎し、その変化を見守りました。
すると…
長女は少しずつ声が出るように。
次女はというと、相変わらずモジモジ…。
妻からも「やっぱり難しいみたい」と報告がありました。
成長が見えた金曜日の出来事
そして迎えた金曜日は私が送迎担当。
車中で娘たちに
「今日できるといいね!きっとおじさんもうれしいと思うよ〜」
と背中を押しました。
横断歩道手前まで一緒に行き見送ると──
長女はきちんと「おはようございます!」
次女はちょこんと一礼してから視線を合わせ、小さな声で会釈。
完全にはできなかったけど、今までと違うその一歩にじーんときちゃいました。
家族一丸となった一週間で気づいたこと
たった一週間だけど、家族みんなで向き合ったからこそ成長に気づけた気がします。
「無視されたらどんな気持ち?」と相手を想像させたり、ゴールを家族で設定したり…。
これって意外と大事なんだなと改めて痛感しました。
ちなみに、三女(4歳)は今も「おはようございます」はまだ言えません(笑)
きっとそのうち自然にできるようになるでしょう。その成長も楽しみです。
「できたときもできなかったときも宝物」
家族一丸となって課題に挑むっていいな、と再確認できた一週間でした。
皆さんのおうちのエピソード教えてね
皆さんのお子さんには「挨拶チャレンジ」、どんなエピソードがありますか?
ちょっとしたきっかけでできるようになった話、笑えた失敗談も大歓迎!
ぜひコメントやシェアで教えてくださいね
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