朝の会話から始まった今日のテーマ
「明日の弁当、ゴーヤーチャンプルーにしようね。」
朝の慌ただしい時間の中、妻がふと言いました。私もすぐに「いいね、それ!」と返答。
そんな何気ない一言が、今日の出来事の始まりでした。
うちでは、料理は基本的に妻がメイン。でも私は料理好きということもあり、週に何度かは夕飯を作ったり、アシスタントとしてキッチンに立つこともあります。
そんな関係が、ちょうどよく心地いい。
夕食前の“共同”ゴーヤーチャンプルーづくり
仕事から帰宅後、さっそくキッチンへ。夕飯の準備を始める前に、明日の弁当に入れるゴーヤーチャンプルーを作ることに。
今回は、妻がメインで調理。私は横で材料を切ったり、フライパンを受け取ったり、ちょこちょこ口出ししたり(笑)
そんな中、ゴーヤーを炒めている段階で私は言いました。
「もう少し火通したほうがいいんじゃない? まだちょっと硬いかも。」
これに対して、妻から返ってきたのはピシャリと一言。
「あんたが作ったやつ、べちゃーってしてて好きじゃないのよ。歯応えがないし」
「手伝ってくれるのはありがたいんだけど」
ズドンと胸に響きました。
妻のこだわり、夫の気づき
確かに…自分が作るとどうしても火を通しすぎて、野菜のシャキシャキ感がなくなってしまう。
そして炒め過ぎると、水分が出てしまって“べちゃっと”なってしまうんですよね。
さらに妻は続けました。
「べちゃっとしてたら、お弁当に入れたときにご飯に汁がしみて嫌なの。」
なるほど…。お弁当としての完成度を考えての調理だったのか。
こういう“細やかなこだわり”をいつも見逃していたなと、ちょっと反省。
「失礼しました」と、素直に頭を下げた私。
今日も完敗です(笑)
ノックアウトされたけど、平和な結末
ただ、こうやってズバズバと物を言ってくれる妻の存在は、私にとってありがたいものです。
たまにカチンとくることもあるけれど、考えてみれば全部“家族のことを思ってるから”出てくる言葉ばかり。
そのあとは二人で並んで夕食づくり。
会話はなくても、不思議と息が合うこの時間がけっこう好きだったりします。
ゴーヤーチャンプルーをお弁当に入れた明日は、なんだかいい日になりそうな気がします。
夫婦のやりとりに学ぶ“ちょうどいい関係”
こうして振り返ると、夫婦って“役割分担”じゃなくて、“補い合い”なんだなと感じます。
口では強めな妻だけど、いつもご飯を美味しく作ってくれて、子どもたちのこともちゃんと見てくれてる。
私はまだまだ未熟だけど、そんな妻に寄り添って、できることから手伝っていけたらいいなと、あらためて思えた夜でした。
最後にうちの妻はやっぱり世界一!
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