朝の夫婦げんかから学んだこと。大切なのは余裕と優しさ

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朝からピリピリした空気

その日の朝、妻は体調があまり良くなく、私は代わりに子どもたちを学童へ送ろうと思っていました。

「早くしろ〜、急げ〜!」と長女と次女を急かしながら準備。

しかし私自身、時間に追われて心に余裕がなく、イライラが表情や態度に出ていたのだと思います。

その様子を見ていた妻が一言。

「今日、学童行かなくていいよ!あんたのその態度がムカつく!」

正直、言い方にカチンときました。けれど、このときはグッと堪えるしかありませんでした。

些細なことが引き金に

続いて妻から「洗濯物をコインランドリーに持って行って」と頼まれました。

私は準備をしていたのですが、その私の様子を見ていた妻がまた一言。

「もういいよ!持っていかなくて!」

……ここで私も爆発。

「なんでよ!?」と感情的に言い返してしまいました。

妻曰く、イライラしながら準備している私の態度が余計に腹立ったとのこと。

確かに、無言で不機嫌そうに準備していたかもしれません。

「イライラしないで」という妻の言葉

妻からはよく言われます。

「朝からイライラしないで!」

「あなたは優しくない!」

普段なら軽く聞き流してしまう言葉ですが、この日はズシンと響きました。

私が良かれと思ってやっている行動も、態度や言葉一つで妻を追い詰めてしまっているのだと。

洗濯物事件、そして爆発

結局、私は洗濯物を抱えて家を飛び出してしまいました。

「俺のせいなのか!」と心の中でイライラを募らせながら。

でも冷静に考えると、

体調が悪い中で子どもを連れて行く予定だった妻。

それを心配して代わりにやろうとした私。

気持ちだけ見れば、悪いことをしているわけではなかったのです。

ただ、その気持ちを「優しさ」として表現できなかった。

そこが一番の問題でした。

冷静になって気づいたこと

昼過ぎ、仕事の合間に妻へ電話しました。

「朝はごめんね」

素直にそう伝えました。

妻の声色から、きっと許してくれたのだと思います。

本当にありがたいことです。

夫婦って、結局はそういう繰り返しなんだなと感じました。

衝突しても、お互い謝ってまた前に進む。

その積み重ねでしか関係は作れないんですよね。

夫婦だからこそ大切にしたいこと

今回のことで改めて思いました。

  • 急いでいるときこそ「優しい言葉」を。
  • 手伝うなら「態度」にも気を配ること。
  • 相手の体調や気持ちを思いやること。

頭ではわかっているのに、余裕がないとできないものです。

だからこそ、「心の余裕」を持つことが何より大事なんだなと痛感しました。

これからもきっと、夫婦げんかはゼロにはならないでしょう。

でも、その度に気づきがあって、少しずつ夫婦として成長できたらと思います。

そして最後にひとこと。

やっぱり我が家の妻は最強です

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