次女の涙と「お父さんと離れたくない」の一言

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〜子どもとの距離を見直すきっかけ〜

昨日の約束と今日の朝

昨日、次女と「明日は一緒に学校に行こうね」と約束をしました。

普段は自分で登校している次女ですが、最近学校へ行きたくない様子を見せることがあり、少しでも安心できればと考えての約束でした。

そして今朝。私は次女と手をつなぎ、校門をくぐり、靴箱まで一緒に歩きました。約束を守れたことに安心していましたが、その後に思いがけない出来事が待っていました。

突然の涙と「お父さんと離れたくない」

靴箱に着いた瞬間、次女が急に泣き出しました。

足が止まり、その場から動かなくなってしまったのです。1校時が始まっても、泣きじゃくる声だけが響いていました。

何度理由を聞いても答えは返ってきません。ただ涙が止まらず、肩を震わせるばかり。

やっと小さな声で出てきた言葉は――

「お父さんと離れたくない」

その一言に胸を突き刺されるような思いがしました。

過去の長女との関わりを思い出して

日頃から子どもたちとはできるだけ近い距離で接してきたつもりでした。

笑い合ったり、遊んだり、時には叱ったり。自分なりに「仲良くできている」と感じていました。

けれど、泣きながら「離れたくない」と訴える次女の姿を前にすると、実は知らず知らずのうちに寂しい思いをさせていたのではないか、と考えさせられました。

ふと、長女が小さかった頃を思い出しました。眠る前に布団の中で色んな話をして、一緒に眠りについていた時間。あの頃は自然に「心のつながり」を持てていたのだと思います。

気づかされた“見えない寂しさ”

次女は普段から元気に見えます。だからこそ、内に秘めていた不安や寂しさには気づきにくかったのかもしれません。

「お父さんと離れたくない」――この言葉は、ただのわがままではなく、心の奥で感じていた“見えない寂しさ”の表れだったのでしょう。

子どもは時に、笑顔や沈黙の裏に本音を隠しています。それをどう気づいてあげられるかが、親として大事なのだと痛感しました。

今日からできる小さな一歩

泣く次女を先生にお願いして、私は仕事へ向かいました。背中に残る「お父さんと一緒にいたい」という声を思い返しながら。

帰宅後、私はまず「次女と話す時間を増やそう」と決めました。

特別なことをするのではなく、学校や学童でのことを聞いたり、寝る前にちょっとした会話をしたり。そんな小さな積み重ねが、安心につながるのではないかと思います。

明日へ向けて

明日も、私が学校まで一緒に連れて行きます。

今日のように泣くかもしれないし、笑顔で教室へ入れるかもしれない。どうなるかはわかりません。

ただ一つ言えるのは――子どもが「安心して一歩を踏み出せる環境」をつくるのが親の役目だということ。

そして、私自身が「朝のイライラ」や「忙しさに追われる姿勢」を改め、もっと優しく向き合う必要があると気づきました。

次女との約束を守りながら、一歩ずつ一緒に進んでいきたいと思います。

👉 皆さんは、お子さんに「離れたくない」と言われたことはありますか?

そのときどう対応しましたか? コメントやエピソードを教えてもらえたら嬉しいです。

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